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いいこと探検家の人生冒険ポジティブ日記

いいこと探検家の人生冒険ポジティブ日記

日本の地域社会ビジョン2



■日本の地域社会ビジョン2



2020年頃から「人間、土に帰ろうムーブメント」が起き、
土葬や風葬などの自然葬を望む声が大きくなってきました。

しかし、かつての都市部では人口が集中していたため、自然の
容量(環境容量)が追いつかず、自然葬が新たな汚染源になって
いました。

そこで、地域の人口規模は「土葬ができる範囲」で設定され
るようになり、人口の分散化の推進力になりました。


またかつて都市といわれていた地域は、2030年くらいに
老朽化や自然災害に対する脆弱性のために住めなくなり、
更なる分散化を後押ししました。

今では全国まんべんなくコミュニティができています。


コミュニティの最適人口は、土壌の質によって違います。


おおむね数千人から1万人といったところでしょう。



どの地域も基本的には森林に覆われています。

上空から見ると樹海と美しい川が見えるだけで、ほとんど建物は
見えません。

唯一見える地面は学校の校庭ですが、自然と一体化していて
違和感はありません。



臨海部も森林に覆われています。

海の近くに森林を造るのは大量の水、しかも淡水が必要ですが、
その水は川から調達しました。

海面水位が100年間で30センチ上昇した結果、広い範囲で
ゼロメートル地帯(海面下の地域)が出現してしまいました。
そのため川の水が海に注がなくなり、ポンプで汲み上げて海に放水
していたのです。

しかし、ただでさえ淡水が不足しているのに、海水に混ぜてしまう
のは余りにもモッタイナイという声が上がったのです。

海に放水しているすぐ横で、淡水化プラントが大きなエネルギーを
かけて真水を造っている姿は滑稽でした。

そこで、ポンプで汲み上げた川の水を内陸部に戻すことになった
のです。

汲み上げた水が流れる小川をいくつか造り、循環させるのです。

大雨の場合は流れを切り替えて、以前のように海に放水すれば
いいのです。


自然工法で造られた小川には、新たに生態系が造られ、
コミュニティの憩いの場になっています。

また放水していた一部を植林地域に導入することで、現在のような
豊かな森が育ちました。

海・川・森林は一体なので、川や海にも自然が戻ってきました。



最近素晴らしいことが起こっています。

豊かな森林ができたために保水力が高まり、地下水がどんどん涵養
されています。

今では土地が隆起を始め、温暖化による海面上昇を上回っている
ところもあります。

近いうちに高く張り巡らされた防潮堤が必要なくなり、素晴らしい
景観になると思います。



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◎kunka♪さんのビジョン



2020年頃

自然環境や食の安全性への関心の高まりから、私達の食料はなるべく
私達の地域社会で作ろう、という運動が活発になり、地域で採れる
ものを食べ、生ごみの地域循環が始まり、ごみの量は急激に減って
きました。
また、PCや分散型産業社会の影響で、都心にいなくても十分に仕事
や豊かな生活ができるようになったため、過疎化が進む村などにも
人々が戻っていきました。その結果、一人当たり使える土地面積が
増え、家庭菜園を楽しんだりや動物たちとの触れ合いを楽しんだり
して自然に親しむ人が増えました。
経済発展よりも人と人との心のつながりや、自然を保護し、その交流
を重視する人が増えました。それに伴い、環境教育の普及がますます
進んでいます。


2030年

人と人との心のつながりがより密になり、お金のやりとりはさほど
重要ではなくなってきました。私達は競争するよりも、現状をより
みんなが暮らしやすくなるように自分に何ができるかを考えるように
なりました。
お金の呪縛から解放され、時間や心に余裕ができたので、好きなこと
ができる時間が増えました。大人は子ども以上にいきいきと人生を
楽しんでいます。


2040年

燃料電池など環境に優しいシステムがますます安価になり、普及して
きました。
コミュニティの中でコージェネレーションシステムを共有したり、
ヒーター、車などをすべて必要な時だけレンタルできるような
サービスが充実し、何をするにも安価で省エネ、長持ちさせるような
サービスが主流になってきました。もちろんすべて自然エネルギーが
一次エネルギです。
また地域内でゼロエミッションに成功するコミュニティが全国に
いくつか出来始めました。


2050年

全国でゼロエミッションを達成するコミュニティが急激に増えて
きました。最初に達成したいくつかのコミュニティが率先して広めて
いったのです。
リンなども下水道システムから採集され、下水道システムと農業との
リンクが自然な形で実現してきました。そのように土地が痩せていく
のをストップさせるシステムが次々に開発されていきました。
リンなどの貴重な資源が枯渇するかもしれない、砂漠化が広がるかも
しれない、という不安は過去にものになりました。


2060年

環境教育の充実にともない、森林を保護し、育てる運動が全国各地で
盛んになって来ています。林業も復活して来て、山もだいぶ元気を
取り戻してきています。水源の保全にも役立っています。
学んだノウハウを世界に伝えたいと、中国やアマゾンに渡る人々も
多くなりました。
日本の森林はだいぶよみがえってきましたが、酸性雨などの影響は
どうしても免れないからです。


2070年

なるべく一つのコミュニティでの食料自給率を100%にしようという
運動が活発になり、日本の食糧自給率は80%くらいにまで上がって
きました。玄米や雑穀が見直され、それほど動物性タンパクがいら
なくなってきたことも背景にあります。


2080年

交通手段は自転車か燃料自動車が主流になりました。自転車には
歩道とはまた別の自転車専用の比較的アップダウンが少ないレーンが
作られ、信号もないので、自転車を優先的に使う人々が増えました。
また、電車にも自転車を持ちこめるようになりました。両方とも
全国どこでも借りたり乗り捨てできるようなレンタルサービスも多く
なりました。自動車はレンタルの方が車庫代や車検などに係る費用も
少なくて、結果的に節約できるのです。


2100年

食料自給率が100%になりました。農業は有機農法が主流となり、
自然エネルギーを用いた自動化システムも一部取り入れられたため、
かなり安全でかつ楽になりました。
高価な機械などもすべてコミュニティでのレンタルとなり、個人の
負担はとても減りました。



◎レンちゃんさんのビジョン



2050年7月1日のこと。

オゾン層破壊による紫外線被害を防ぐために2010年に
出された「日中外出禁止令」が解除されました。
子供たちが一斉に外に飛び出しました。
楽しそうに校庭を走り回っています。
先生やお母さんたちが、その光景を涙を浮かべて見ています。

よかった、よかった!


簡単ですが、こんなのでもいいですか?



>簡単ですが、こんなのでもいいですか?


もちろんです。

一人ひとつでも100人集まれば100のビジョンに
なりますからね。


もしよかったら、皆さんもひとり1行でもいいのでコラボを
広げていきませんか?

ためらっている方に

まずは1行、いかがですか!



◎thanks115さんのビジョン



2100年1月1日の日記


ITは素晴らしい進化を成し遂げ、地球上にセンサーネットワーク
を張り巡らせることで、自分の手足を見るが如く、地球上の様子を
見ることができるようになりました。

すでに地球温暖化の対策は完了しており、人工物からの地球温暖化
ガスの排出量は、自然変動の範囲内にコントロールできるように
なっています。

ですが、地球の気象は、2005年当時と較べても、依然厳しい
状態が続いています。
海面上昇により、沿岸部に固定された資産は、その価値を大きく
失ってしまいました。
自然災害による農作物被害も減少には至っていません。
植相も大きく変わってしまいました。
種の絶滅も進んでしまっています。

でも、それには、理由があります。
一旦失ってしまった資産を蓄え直すのには、じたばたせず、時間を
かけることが良いとわかっているからです。

そんな中において、分散化都市におけるライフスタイルの見直しが、
大きな心の支えとなっています。
歴史と伝統と科学に裏打ちされた、技術の革新。
幾世代にもわたり蓄えられる、知識と資産。
物に頼る生活から、物を生かす生活へ。

そうして、人はその進歩のペースを、持続的発展可能なものとする
事ができたのです。

まだ、大きな苦しみの中に、多くの人々は耐えています。
地球も他の生命も、耐えています。

でも、そこには明るい未来が見えています。

地球温暖化という、人類史上最大の難関をくぐりぬけ、新たな
ステージで、新たな生命を生み出し、新たな文明を創出する事が
できると、はっきりと感じています。



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